カーテンの選び方
カーテンの事故を防ぐ
「ブラインドの事故」がNEWSなどでも取り上げられるようになりました。
そして、2013年に国内で、初めてブラインドの操作コードによる乳幼児の【死亡事故】が発表されました。

2010年から2014年までの厚生労働省「人口動態調査」の調査票情報を消費者庁が分析したところ、ブラインドカーテンなどのひもによる5歳児未満の子供の死亡事故が3件確認されました。
世界でも事故が発生しています。2016年6月の経済協力機構(OECD)の調査によって、世界15か国で1996年以降の死亡事故が250件以上把握されていることがわかりました。
参照:消費者庁HP⇒http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/160629kouhyou_1.pdf
(追記2016年12月)

2017年12月20日に経済産業省、日本工業標準調査会(JISC)が家庭用室内ブラインひもに関するJIS規格としてJIS A4811「家庭用室内ブラインドに付属するコードの要求事項-子供の安全性」を制定しました。
「ブラインド」とありますが、シェードカーテン、ロールカーテンを含む【操作コード】のある製品の使用による安全性を求められています。
詳しくは「家庭用室内ブラインド紐に関するJIS制定」のPDFファイルをご覧ください。
(追記2018年1月16日)

窓のブラインドやカーテンに付いたひもが子供の首にかかり、窒息する事故が相次いでおり、2012年には男児が死亡していたことが、日本小児科学会の調べで分かった。
東京都は2013年9月に、事故の実態を把握する調査を実施し、事故防止対策の検討を始める。
日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会によると、事故があったのは2012年11月。生後6か月の男児が自宅でブラインドのひもが首にかかった状態で見つかり、死亡した。
そばのベッドで寝ていてベッドから落ちた際、ひもがかかったとみられる。ブラインドのひもによる死亡事故が明らかになったのは初めてという。
同委員会によると、2011年7月にも、1歳の男児が自宅の居間で、カーテンの留めひもに首がかかり、窒息する事故が起き、約1か月入院した。ほかにも、ロールカーテンのひもで首が絞まり病院へ搬送した事故などが起きている。
(2013年8月26日 読売新聞)
記事参照⇒ http://www.yomiuri.co.jp/komachi/childcare/cnews/20130826-OYT8T00174.htm

2025年6月、福岡市南区の住宅で1歳の女の子の首にカーテンの紐が絡まり死亡した事故で、当時、共働きの両親に育児を頼まれていた祖母が女の子を放置したとして、書類送検されたことが分かりました。
今年6月21日福岡市南区長住の住宅で、共働きの両親に育児を頼まれた祖母が、1歳の女の子の世話をしていました。
関係者などによりますと、祖母は女の子を家に残したまま、買い物をするため1人で外出。
そして祖母の外出中に、女の子の首にカーテンの紐が絡まり、近くにいた人が住宅の窓から女の子の異変に気づき、消防に通報しました。
女の子は心肺停止の状態で病院に運ばれ、翌日の夕方死亡が確認されました。
警察は9月11日、女の子を放置して死亡させたとして、祖母を重過失致死の疑いで書類送検しました。
RKBの取材に対し祖母は「悪いのは私だが、孫のために一時的に買い物に出るなど、色々な要因が重なった」などと話しています。
(2025年9月23日 TBS)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2185640?display=1

大変、悲しい事故です。安心して過ごせるはずの自宅の寝室で、大事な子供が亡くなってしまう・・・。
今後このような、悲しい事故が起きないように、カーテン業者、ご自宅でカーテンを使用する利用者、行政が事故の防止策を事前に考える必要があります。
以前から、カーテンメーカーやカーテンの販売店では、ブラインド・カーテンやシェード・カーテンなどの操作チェーン(コード)のある商品には、チェーンが子供の手にとどかないようにする為の【クリップ】が商品には付属しています。
使用方法は簡単で、操作チェーン(コード)の端を、操作チェーン(コード)の上の方に”クリップ”で挟むだけです。そうする事で、操作チェーン(コード)が子供の手のとどかない上方に固定されます。
操作を使用する場合は、クリップを外して、使用できます。
弊店では、出張採寸の際は必ず説明をして、取付工事を承った際は取付後に必ず実演して説明をさせていただいてきました。
また、付属する取扱説明書には下記の記載があります。


以前からの対策はあっても、事故は起こりました。
子供の行動は、大人からは予測が難しいのかもしれません。
メーカーも色々な対策を実施してます。商品によっては、強く操作コードを引っ張るとジョイントが外れてループが解けるようにする部品を付けています。
個人的な考えですが、今回の発表された事故も踏まえて、
子供がいる場合は、寝室やベットの周辺には、ブラインド・カーテンやシェード・カーテンなどの操作チェーンのあるタイプを使用しない。
子供部屋の場合も、子供の成長を判断して、危険性を説明した後に使用する。出来ればカーテンにする。
カーテンを使用する場合も、タッセル(カーテンを束ねる時に使うひも状のもの)をループ状にフサカケ(フック)に掛けないようにする。または安全対策商品【マグネットふさかけ】【セーフティリング】を使用することをお奨めします。
■マグネットふさかけ(安全対策商品)

タッセルによる事故を防ぐ為に、タッセルに荷重が加わった時に、ふさかけ(マグネットで固定)が外れる仕組みの「ふさかけ」です。
■セーフティリング(安全対策商品)

タッセルによる事故を防ぐために、タッセルに荷重が加わった時に、ふさかけ(フック)からタッセルが外れる機能の部品です。
また、子供がカーテンで遊ばないように注意して、理解を促すことも大事です。
操作チェーン(コード)があるタイプのカーテンを使用する時は【クリップ】を必ず使用しましょう。
上記を子供の安全な生活のためにお勧めいたします。
しかし、ブラインドに関わらず、絶対の安全はありません。出来る限り、注意して、危険と感じたら、違う種類のカーテンに変える事も必要になります。
子供だけでなく、年配の方も注意が必要です。老人が家で転倒して骨折する話は珍しくありません。
事故になるケースがあるという事実・情報を家族で共有する事が一番大事だと思います。
ご不安を感じる事がありましたら、お気軽にご相談ください。






























【防炎カーテン】について









