レール・シェードなどの取付方法
装飾レールの取付け方法
インテリアにコーデしやすい、デザインされたカーテンレールが「装飾レール」です。
ポールに、リングランナー(カン)を使って、カーテンをセットして、開閉させるレールの取付方法を説明します。
レールの取付けの際は、レールの取扱説明書と合わせて必ずお読みください。
(1)装飾レールの「基本構造」
はじめに、装飾レールの「基本構造」と「名称」を説明します。
A:キャップ
装飾レールのキャップ(ギボシ)は、デザインの特長を表現する部品です。
B:ブラケット(取付金具)
レールを取付ける金具で、装飾レールでは取付ける位置が重要になります。
C:ポール
部屋側のレールで、リングランナーを使ったデザイン性の高いレールです。主にドレープカーテンを吊るします。
D:リングランナー
ポールに通すリング状のランナーです。カーテンのフックを使ってカーテンを吊るします。
E:機能レール
装飾レールのダブル仕様(2重吊り)では、窓側の主にレースカーテンを吊るす方を「機能レール」になります。
ポールが2つ並ぶ装飾レールもありますが、この組み合わせのセットが主流です。
(2)ブラケットを取付ける
装飾レールは、ブラケット(取付金具)の取付ける位置によって、カーテンの開閉が制限されます。
リングランナーは、ブラケットを越して動かすことができないので、ブラケットの位置でカーテンは止まります。
「装飾レールのブラケット」は窓の両端からヨコに、3~8cm程度に、ビス位置(ネジの位置)になるように、木ネジで取付けます。
ブラケットとキャップの間に、リングランナーを左右に一つ入れて、カーテンの両端のフックの位置になります。
「ブラケットを取付ける高さ」は、5~15cm程度に、必ず「下地」があるカ所にビス位置になるように取付けます。ポールと機能レールが平行になるように、高さを合せてください。
下記の「ブラケットの取付け間隔」を確認して、窓の中央にブラケットが必要な場合は、カーテンは必ず「両開き」で注文してください。
(商品ページ、取扱説明書に記載されています)
窓の幅が160cmの場合、上記の「取付け間隔」のレールでは最大間隔が140cmなので、窓の中央にブラケットが必要です。その場合、カーテンは「両開き」にしてください。
※【下地】とは
壁面の石膏ボードの中にある木部の事で、柱やまぐさ、カーテン用の取付け下地(コンパネ)のことです。
石膏ボードのみの場所にレールを取付けると、必ず落下しますので注意してください。
※【ビス位置】とは
ブラケットを壁面に取付ける「木ネジ」の位置が【ビス位置】です。(下図の赤部分)
(3)レールを適切な長さにカットする
装飾レールのポールの長さ」は、窓の両端に取付けたブラケット~ブラケットを測り、15cm程度足した長さにカットします。
「キャップ」から「ブラケット」までの長さが約7cm程度で、部屋のインテリアに合わせて、長さを調整してください。
レールの種類によって、キャップの差し込み寸法が違うので、ポールがの長さが短く見えることがあるので、下図のポールの差し込みの長さを確認して、その分を長くして、レールをカットしてください。
「機能レールの長さ」は、両端のブラケット~ブラケットの長さに1~2cm足した長さにカットします。
ブラケットの端のリングランナーが、ドレープカーテンの端になるので、レースカーテンの端が見えないように、ブラケットにギリギリの長さで取付けるのが理想です。
ポールと機能レールは「金物用ノコギリ」で切断する事ができます。手元が滑らないように注意してカットしてください。
(4)レールをブラケットに固定する
カットしたポールに、必要な数のリングランナーをセットして、キャップを付けます。
レールは長いので、周囲に注意して、装飾レールをブラケットい固定します。
機能レールもブラケットに固定します。
(簡単に固定できます)
※レールをブラケットに固定する方法は、種類によって違うので、取扱説明書をご覧ください。
ブラケットにしっかり固定されて、ロックされているか確認をして、取付け完了です。
(5)窓のそばに「エアコン」がある場合
エアコンに干渉しないように、エアコン側のポールを短くして取付ける方法です。
キャップを平坦な「プレーンキャップ」に変更すると、取付しやすいです。
エアコンの下にスペースがある場合は、レールを下げて、取付ける方法です。
(6)窓のヨコが壁の場合
窓の横が壁の場合は、平坦な「プレーンキャップ」に変更して、壁に付けるように取付けます。
ブラケットも出来るだけ壁に近づけて取付けてください。
■ 取付けの注意
装飾レールには、必ず取扱説明書が付属していますので、事前に読んでから、取付けてください。
取付け用のビス(木ネジ)は、下地にとどくものをお客様が用意してください、付属しているビスが下地にとどかない場合があります。
装飾レールは、ブラケットの位置に下地がない場合は取付けできないので、ブラケットを取付けてから、お客様がレールをカットする方法をお勧めします。
レールのカットは【金物用ノコギリ】を用意して、ケガをしないように注意してカットしてください。
装飾レールの取付けには、周囲の安全に注意して、落下する事のないように、必ず「下地」に、お客様の責任で取付けてください。
※レールを通販で購入する前に、サイズや取付方法に不安がお客様は、メールや電話にて、ご質問やご相談を承ります。
■ 取付けに不安なお客様に
装飾レールを自分で取付けるのに不安なお客様や、新築で数が多いお客様は【取付工事サービス】をご利用ください。
※東京・埼玉の一部営業地域に限らせていただきます。